2018年06月30日

猫ドックの結果:茶飯くん

トライアル中の茶飯くんの猫ドックに行ってきました。

トライアル直前の4/25に右腎臓がないかも?という診断があり、なんとも不安な状態のまま4/29からトライアルに入ってしまっていたので、猫ドックで詳しく調べていただく事になりました。

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名前:茶飯くん
・2017年10月30日:去勢手術済、耳カット済。
・2018年2月17日:地域猫でしたが、瀕死の状態だった為、入院治療。
・2018年4月27日:マイクロチップ済
・エイズ、白血病ともに陰性
 2回実施しました(2018年2月17日)(2018年4月25日)
・ワクチン:2018年4月27日
・体重:2018年2月17日:5.3Kg(入院初日の瀕死の状態の時の体重です)
    2018年4月27日:6.56Kg

検査項目は、以下です。
・血液検査
・レントゲン(腹部、胸部)
・エコー(腹部)
・尿検査
・便検査
・診察
・グルーミング(爪切り、耳掃除、おしり絞り、足裏バリカン)


体重は、7.02Kg。
トライアルを開始してから、約2ヶ月間で、460gの増加がありました。人間に置き換えて考える時は、掛ける10倍にすると分かりやすくなります。そうすると約2ヶ月間で、4.6Kgの増加があった事になります見た目も、下半身が異常に太ってトドのようになっていました短期間の体重増加は、健康な子でも危険です

糞便検査結果、問題なし。

尿検査結果、問題なし。
尿カテーテル採尿(新鮮な尿で検査しました)
色調:黄色
混濁度:透明
臭気:なし
尿比重:1.035
PH:6

BCS(ボディコンディションスコア)
1:やせすぎ、2:やせ気味、3:理想体重、4:太り気味、5:太りすぎ
の5段階で評価します。当然ですが、体重が増えすぎているので、評価は5です

血液検査の結果:【】内は標準値です。
赤血球:8.45M/uL【6.54-12.20】
PCV:32.7%【30.3-52.3】
ヘモグロビン:12.3g/dL【9.8-16.2】
白血球:94500/uL【2870-17020】
血小板:265×103/uL【151-600】
総蛋白質:7.4g/dL【5.7-8.9】
アルブミン:3.1g/dL【2.2-4.0】
グロブリン:4.3g/dL【2.8-5.1】
GPT(ALT):157U/L【12-130】
ALP:60U/L【14-111】
尿素窒素:36mg/dL【16-36】
クレアチン:2.5mg/dL【0.8-2.4】
血糖値:100mg/dL【74-159】
総コレステロール:151mg/dL【65-225】
カルシウム:10.4mg/dL【7.8-11.3】

レントゲンとエコー検査の結果、右腎臓がないことが分かりました(確定)。左腎臓は三層構造となっており、やや不明瞭な状態でした。

赤字になっている数値について、腎数値、肝数値の軽度の上昇が見られました。3/4の腎臓の機能は既に失われているそうで、左腎臓の状態も総合すると、現在機能しているのは、1/8程度のとの事。たとえるならば、その1/8機能している部分が、超優秀な精鋭チームなので、逆に今のこの数値を叩き出せている状態だそうです。

体重増加と、レントゲンでも分かるように、皮膚と内臓との間が、脂肪だらけの状態でした。皮膚の下の薄い黒い部分は全部脂肪です

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トライアル中のの状態が、水分が少なくて、2〜3日に1回位の排便になっていたので、が出にくい原因についても質問してみました。先生いわく、肝臓などの内臓を押し上げてしまうくらいに脂肪がつきすぎているので、便秘になっているのではないかとの事でした。内臓圧迫による便秘のようです痩せれば圧迫状態が改善されるので、便秘も徐々に改善されていくでしょうとの事。

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今後については

腎臓で残っている1/8少数精鋭部隊を減らさない事。
やはり、今の段階から腎臓食にした方が良いそうです。ただし、フードの切り替えは一気にしてしまうと、それはそれで内臓に負担が掛かってしまうので、腎臓食を1割程度ずつ混ぜていって、1ヶ月くらいを目処に完全に腎臓食に切り替えるくらいの方が良いと思います。

ダイエットをする事。
今現在、1日に65g(RAWZというプレミアムフードを食べているそうです)の食事をしているとの事だったので、1週間ずつ5gずつ減らしていって、4週間目で45gまで減らしてくださいとの事でした。45gまできたら、それを維持します。運動をもっと増やした方が良いかどうかも質問しましたが、運動で体重を減らそうと思うと、相当ハードな運動をしないといけないので、食事の管理をする方が良いですとの事でした。まー腎臓がない子をガンガン運動させるというのもなんですがね・・・

腎臓食としては、動物病院でも取り扱いをしている以下の3つを薦められました。それぞれ微妙に違います。ヒルズだとが軟らかくなりすぎる子もいたり、逆にロイヤルカナンだと軟らかくなるという子もいたりします。の状態を観察しながら、猫ちゃんに合う製品を使うのが良いです。


緩やかに減量ができているか確認する為にも、3ヶ月に1回、レントゲンで内臓の状態を確認していきましょうという事になりました。

右腎臓がない状態という縛りの中でのダイエットになるので、健康な猫にダイエットするよりも難易度が高くなってくると思います急激なダイエットをしてしまうと、脂肪肝(肝リピードシス)になってしまいます。人間も太っていると、脂肪肝なんて事が結構ありますが、猫の場合の脂肪肝は、人間の脂肪肝とは違って、急性・重篤になりやすい病気です腎臓に続いて、肝臓の機能も落ちてしまうと、生命の危機になってしまうので、焦らずダイエットをしていく事が重要になります。

猫のダイエットって難しいのだー
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