2016年02月29日

江戸川区多頭飼育崩壊:(2月29日)立入り3日目:飼い主編

この日、飼い主は、咳が酷く、聞くと持病の喘息があると言っていました。
こんな部屋に住んでたら、喘息も悪化しそうだし、他の病気にもなりそうな感じがして、早く、新しい家に引越しして欲しいなと思いました。

お風呂や洗濯(コインランドリー)に行ったみたいで、いつもと違って、小綺麗な格好になっていて驚きました。

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ゴミの中から何に使うのか分からないけれど、工具が沢山でてきました。そのひとつを持っていって、これ捨ててもいいかな?と尋ねると。

水道が壊れるから、これで修理していた。
水道は11月から止まっている。
蛇口が固くて回らない時があったから自分で修理して使っていた。
もう使う事もないだろうから捨てていい。

電気・ガスはともかく、水だけは生命の危機に直結するものです。
平和だと、豊だと、言っている日本で、こんな生活をしている人がいるという事実に、なんだか切なくなりました。

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その他、いろんな話をして分かった事があります。
・佐賀の出身
・父親は自衛官だった
・父も母も他界し、今では佐賀にいる親戚とも付き合いがなくなった
・以前、結婚していて、ボラミちゃんくらいの子供がいる
・東京の大学を卒業してて、囲碁のサークル長でプロ級の腕前だった
・でも将棋は、そんなに強くなくて、2段だった
・本を読むのがすごく好き(室内から沢山の本がでてきました)
・(ハリーポッターのラベルの話をしたら)映画は気が向いたから録画した
・タクシーの運転手をしていたことがある、などなど。

私も出身が九州なので、鳥栖駅の話とか、ここには書かないけど、他にも色んな話をしました。この飼い主の年齢で、大学を出ていて、父親が自衛官という事は、当時としては、裕福な家庭だったんだと思います。そんな人が、どんな人生を歩んで、こんなゴミ屋敷に住むようになったのでしょう?

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途中、咳き込みながらも、片付けの手伝いをしてくれた飼い主は、今日も最後に御礼を言ってくれました。

今日が、立入り最後の日です。
猫は、全部保護したはず!だけど、念の為、餌を置いたままにしてもらって、夜に猫が出て来ないか様子をみてもらうことにしました。
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